こうぶん‐かん【弘文館】
江戸初期の林家の家塾。寛永7年(1630)林羅山が江戸上野忍岡に創立。元禄3年(1690)5代将軍綱吉が湯島に移し、のち、昌平坂学問所となった。
こう‐もく【綱目】
《「綱」は網の大綱(おおづな)、「目」は網の目の意》物事の大要と細部。物事を分類・整理するときの大きな区分けと小さな区分け。
こうらく‐えん【後楽園】
東京都文京区にある池泉回遊式庭園。寛永6年(1629)水戸藩主徳川頼房が起工したが、焼失。その子、光圀(みつくに)が明朝の臣朱舜水(しゅしゅんすい)の意見を取り入れて寛文9年(1669)ころに...
こくさい‐いしょくがっかい【国際移植学会】
臓器移植の基礎研究・臨床の発展、継続教育・学術情報の提供、倫理綱領の策定などを行う国際的な学術団体。世界65か国に3000名以上の会員を擁する。本部はカナダのモントリオール。 [補説]平成20年...
コクシジウム‐しょう【コクシジウム症】
《coccidiosis》胞子虫綱に属する原虫の一群であるコクシジウム(coccidium)によって、牛・馬・犬・猫などの家畜に下痢や栄養障害をひき起こす伝染病。
こけ‐むし【苔虫】
コケムシ綱の触手動物の総称。微小な個体が集まってコケ状・樹枝状・塊状の群体をなし、岩石・海藻などに着生する。海水中にすむものが多い。
こころのはな【心の花】
短歌雑誌。佐佐木信綱が明治31年(1898)2月に創刊。明治37年(1904)からは短歌結社「竹柏会」の機関誌となり、今日に至る。
コシツェ【Košice】
スロバキア東部の工業都市。首都ブラチスラバに次ぐ同国第2の規模をもつ。コシツェ盆地に位置し、ホルナート川に沿う。14世紀から15世紀にかけて、ハンガリー王国のもと、交易、金細工、織物業などで栄え...
こし‐づな【腰綱】
1 腰につける綱。高所作業の際に落下防止のためにつける綱など。 2 「息綱(いきづな)」に同じ。
腰(こし)を上(あ)・げる
1 座っている人が立ち上がる。「出発の時刻と聞いて—・げる」 2 行動するための態勢をとる。「綱紀粛正にやっと重い—・げる」