しん‐みつ【深密】
[名・形動ナリ]《「じんみつ」とも》 1 秘密めいて奥深いこと。また、そのさま。「—なる君が匂いの舞踊る」〈荷風訳・九月の果樹園〉 2 考えが深く行きとどいていること。綿密。緻密(ちみつ)。 3...
せい‐かく【精確】
[形動][文][ナリ]詳しくてまちがいのないさま。綿密で正確なさま。「対象を—に分析する」「—な考察」 [派生]せいかくさ[名]
せい‐ち【精緻】
[名・形動]極めて詳しく細かいこと。たいへん綿密なこと。また、そのさま。「—を極めた細工」「—な観察」
せんかんむさし【戦艦武蔵】
吉村昭による戦史小説。昭和41年(1966)刊行。戦艦武蔵の建造から沈没までの全貌を、綿密な調査に基づき描く。本作および「関東大震災」などの功績により、著者は昭和48年(1973)に第21回菊池...
せん‐さく【穿鑿】
[名](スル)《古くは「せんざく」とも》 1 穴をうがち掘ること。 2 細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。「他人の私生活をあれこれと—する」「—家...
そ‐だい【粗大】
[名・形動] 1 あらっぽくて大まかなこと。また、そのさま。おおざっぱ。「綿密に奇麗になったり、—に奔放になる君の手跡」〈有島・宣言〉 2 あらくて大きいこと。また、そのさま。「手足は—である」...
そ‐ほう【粗放/疎放】
[名・形動]綿密でなく、あらっぽいこと。大まかでしまりがないこと。また、そのさま。「—な性質」
みつ【密】
[名・形動] 1 すきまがないこと。ぎっしりと詰まっていること。また、そのさま。「人口が—だ」「網の目を—にする」⇔疎(そ)。 2 関係が深いこと。親しいこと。また、そのさま。「—な間柄」「連絡...
みつ【密】
[音]ミツ(呉) [訓]ひそか みそか [学習漢字]6年 1 閉ざされて内部がわからない。人に知られない。ひそか。「密会・密教・密航・密告・密使・密室・密約・密輸/隠密(おんみつ)・機密・枢密・...
みつ‐が【密画】
細かいところまで綿密に描いた絵。細密画。