めん‐かべおり【綿壁織(り)】
横糸に綿壁糸を用いて壁織りのようにした織物。
めん‐かやく【綿火薬】
精製した綿を硫酸と硝酸で処理して作ったニトロセルロースのうち、硝化度の比較的高いもの。綿薬。火綿。
めん‐きゅう【綿球】
タンポン。特に脱脂綿を球状に加工したもの。
めん‐きんらん【綿金襴】
縦糸に細いガス糸、横糸に平金糸(ひらきんし)・擬金糸(まがいきんし)を加えたガス糸を用いて織った金襴。ひな人形の衣装などに用いる。
めん‐くろはちじょう【綿黒八丈】
黒八丈に模した綿織物。綿黒八。
めん‐こう【綿亘/綿亙】
[名](スル)長く連なり続くこと。連亘(れんこう)。「山脈南北に—し、東西を横絶するものなく」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
めん‐こう【綿甲】
唐様式を模倣した奈良末期の鎧(よろい)の一。布帛(ふはく)で表裏を作り、中に金属片・真綿(まわた)を入れて石矢を防ぐようにしたもの。綿甲冑。
めん‐ざんし【綿撒糸】
《「めんさっし(綿撒糸)」の慣用読み》綿布の糸をほぐして薬液に浸したもの。手術後の傷口に用いた。解木綿(ほつしもめん)。
めん‐し【綿糸】
綿花を原料とした糸。木綿糸(もめんいと)。
めんし‐ぼうせき【綿糸紡績】
綿の繊維を紡いで糸にすること。綿紡績。綿紡。