トラバーチン【travertine】
大理石の一種。緻密(ちみつ)な縞状構造をもつ。湧泉(ゆうせん)や地下水の炭酸カルシウムが沈殿してできる。建築や家具用材となる。
ドーパミン‐しんけいさいぼう【ドーパミン神経細胞】
神経伝達物質としてドーパミンを放出する神経細胞。中脳の黒質緻密部や腹側被蓋野などに存在する。ドーパミンニューロン。ドーパミン作動性ニューロン。
なち‐ぐろ【那智黒】
1 三重県の熊野地方から産出する、黒色の緻密(ちみつ)な珪質(けいしつ)粘板岩。硯石(すずりいし)・黒碁石などに加工される。 2 碁石の形をした黒砂糖の飴(あめ)。和歌山県の郷土菓子。
ねんばん‐がん【粘板岩】
泥岩や頁岩(けつがん)が弱い変成作用を受けて、板状にはがれやすくなった岩石。黒色緻密(ちみつ)で、スレート・石盤・硯石(すずりいし)などに利用。
ひうち‐いし【火打ち石/燧石】
玉髄に似た石英の一種。緻密(ちみつ)で硬く、灰色や黒色のものが多い。火打ち金と打ち合わせて発火させ、火打ち道具として用いた。フリント。
ベレムナイト【belemnites】
中生代ジュラ紀から白亜紀にかけて繁栄した、軟体動物門頭足類に属する海生の化石動物。現生のヤリイカやコウイカに類似。外套膜(がいとうまく)に覆われた緻密な石灰質の鞘(さや)が化石として残りやすく、...
ホルンフェルス【(ドイツ)Hornfels】
変成岩の一。泥岩・粘板岩などが接触変成作用を受けてできる、暗黒色で硬く緻密(ちみつ)な岩石。
ポドゾル【podzol】
《灰色の土の意》冷帯の針葉樹林下に発達する土壌。表層は酸性腐植の浸潤により塩基・鉄・アルミニウムを失って灰白色の漂白層となり、下層はこれらの物質が沈殿して褐色の緻密(ちみつ)な集積層となる。シベ...
マジック‐リアリズム【magic realism】
文学や美術で、神話や幻想などの非日常・非現実的なできごとを緻密なリアリズムで表現する技法。魔術的リアリズム。
マハーバト‐マクバラー【Mahabat Maqbara】
インド西部、グジャラート州の都市ジュナーガルにある霊廟(れいびょう)。同地を治めた太守マハーバト=ハーン3世を祭る。1892年に建立。外壁には緻密な浮き彫りが施され、らせん階段をもつ4本の塔が建...