いつき‐なだ【斎灘】
瀬戸内海西部、愛媛県高縄半島北西の海域。安芸灘(あきなだ)の東南に位置し、北・東は芸予(げいよ)諸島、西は忽那(こつな)諸島で区切られる。ほぼ中央に斎島(広島県)・安居(あい)島などがある。水深...
いとまん【糸満】
沖縄県、沖縄島南西端の市。古くから漁業が盛ん。沖縄戦最後の激戦地で、ひめゆりの塔などの戦跡がある。人口5.7万(2010)。
いど‐ぐるま【井戸車】
井戸の上の横木につるし、井戸縄をかけて、つるべを上下させる滑車。
いね‐わら【稲藁】
収穫した稲の籾(もみ)を取り去ったもの。むしろ・縄など藁工品の材料となる。いなわら。
いは‐ふゆう【伊波普猷】
[1876〜1947]言語学者・民俗学者。沖縄の生まれ。沖縄の郷土研究家として、言語・歴史・民俗に関する多くのすぐれた業績をあげ、沖縄学の父といわれる。著「古琉球」「南島方言史攷」「琉球戯曲辞典...
いび
奄美(あまみ)・沖縄地方で、ウタキ(御岳)とよばれる聖域の中の神が鎮座する場所。自然石や大木を依代(よりしろ)とする。最高の神職である女性以外は立ち入れない。「いべ」ともいい、「威部」と当てて書く。
いぼ‐いもり【疣井守】
イモリ科の両生類。全長13〜19センチ。背中に隆条が走り、肋骨(ろっこつ)は側方に突き出して鋸歯(きょし)状をなし、背面に多数のいぼ状の隆起がある。森林にすみ、ほとんど水に入らない。奄美・沖縄諸...
いましめ【戒め/誡め/警め/縛め】
1 前もって注意すること。また、その言葉。訓戒。「今後の—とする」 2 過ちを犯さないようにこらしめること。「—に廊下に立たされる」 3 (縛め)しばること。また、その縄。「—を解く」 4 禁錮...
いまし・める【戒める/誡める/警める/縛める】
[動マ下一][文]いまし・む[マ下二] 1 まちがいをしないように前もって注意する。教えさとす。「気を緩めないよう—・める」 2 してはいけないと命ずる。禁止する。「肉食を—・める」 3 同じ過...
いみ‐だけ【斎竹/忌(み)竹】
神事のとき、不浄を防ぐために斎み清める場所に立てる竹。葉のついた青竹にしめ縄を張り、四手(しで)を垂らす。