ふじ‐なわ【藤縄】
藤の蔓(つる)で綯(な)った縄。
ふっつ‐と
[副] 1 物を断ち切るさま。ぷっつりと。「秘法の七五三(しめ)縄—きれば」〈伎・鳴神〉 2 きっぱりと。断然。「以来は—いづかたへも参るまいほどに」〈虎明狂・箕被〉
ふつ‐と
[副] 1 細長い物を断ち切るさま。「縄などの切るる様に—切るるままに」〈今昔・二三・二二〉 2 (多く下に打消しの語を伴って用いる)まったく。さっぱり。「後撰の歌といふ事—思ひ寄らで」〈無名抄〉
ふつ‐ふつ
[副] 1 勢いよく細い物を切る音や、そのさまを表す語。「荒巻の縄を—と押し切りて」〈今昔・二八・三〇〉 2 思い切りよくやめるさま。きっぱり。「かるたわざ—とやめ給へ」〈咄・鹿の巻筆・一〉
ふてんま【普天間】
沖縄県宜野湾市北東部の地名。琉球古神道の神と熊野権現を合祀した普天間宮(琉球八社の一つ)の門前町として琉球国の時代から栄えた。明治初期に郡役所が置かれ、戦後は宜野湾市の中心地として発展。第二次大...
ふてんま‐ひこうじょう【普天間飛行場】
沖縄県宜野湾市の中心部に位置する在日米軍施設。昭和20年(1945)、沖縄戦の最中に米国陸軍が建設。昭和35年(1960)に海兵隊に移管された。周囲に住宅が密集し、深刻な騒音被害や墜落事故の危険...
ふどう‐なわ【不動縄】
米俵にかける太い縄。
ふどう‐みょうおう【不動明王】
《(梵)Acalanāthaの訳》五大明王・八大明王の主尊。大日如来の命を受けて魔軍を撃退し、災害悪毒を除き、煩悩(ぼんのう)を断ち切り、行者を守り、諸願を満足させる。右手に利剣、左手に縄を持ち...
ふながた‐せっかん【舟形石棺】
古墳時代の石棺の一種。石をくりぬいて作ったもので身と蓋(ふた)とから成り、形が和船に似る。運搬のための縄かけの突起を備える。
ふり‐なわ【振(り)縄】
《「ぶりなわ」とも》縄に多数の木片を付け、その木片が海中で揺れ動いて底魚を網に追い入れる漁具。巻き網などで使う。