イカット【(インドネシア)ikat】
《縛る・結ぶなどの意》インドネシアの伝統的な絣(かすり)のこと。自然の草木からとった染料でむらに染めた糸を使って、動物や植物などを抽象的な表現で織り込む。
うしろ‐で【後ろ手】
1 両手を背に回すこと。「—に縛る」 2 《「で」は方向・状態などを示す》 ㋐後ろの方向。「敵の—にまわる」 ㋑後ろ姿。「簾(す)に添ひたる—も、をかし」〈枕・二〇〇〉
エスパドリーユ【(フランス)espadrille】
縄底の女性用リゾート風サンダル。わらじのように、ひもで足首を縛るなどして用いる。エスパドリュー。エスパ。
かけ‐なわ【掛(け)縄】
1 馬の口につける縄。〈和名抄〉 2 鳴子(なるこ)を引き鳴らす縄。「時しあれば田子の—永き日もなほいとなくや早苗取るらん」〈夫木・七〉 3 つるべを引き上げる縄。つるべなわ。「つるべの—繰り返...
かのこ‐ゆい【鹿の子結い】
1 「鹿の子絞り」に同じ。 2 鹿の子絞りに染めるため、絹や布を糸でつまみ縛ること。 3 近世、上方で2の仕事をするかたわら売色した女子。「牙儈(すあひ)女、—、舞子、比丘尼」〈浮・禁短気・三〉
かめのこ‐しばり【亀の子縛り】
ひし形の目のように斜め十文字に縛ること。
から・める【絡める/搦める】
[動マ下一][文]から・む[マ下二] 1 しっかりと巻きつける。「足を—・める」 2 密接に関係づける。「人員削減を—・めた合理化案」 3 粉状のものや粘り気のあるものを全体によくつける。「団子...
がんじ‐がらめ【雁字搦め】
1 ひも・縄などを縦横にいく重にも巻きつけて、厳重に縛ること。「—に縛りつける」 2 束縛が多くて自由な行動がまったくとれないこと。「規則で—にされる」
キスリング【(ドイツ)Kissling】
縦長で、横に二つのポケットのついた、口を巾着(きんちゃく)型に縛る大型のリュックサック。スイスの袋物職人キスリングが考案した。
きつねづか【狐塚】
狂言。田へ鳥追いにやらされた太郎冠者が、夜になって臆病になり、見舞いに来た主人と次郎冠者を狐と思い込んで縛る。