かざり‐ぬい【飾り縫い】
飾りのために、色糸などで縫うこと。また、縫ったもの。
からげ‐ぬい【絡げ縫い】
布の裁ち目がほつれないように、からげて縫うこと。かがり縫い。まとい縫い。
かり‐ぬい【仮縫い】
[名](スル) 1 間に合わせに縫っておくこと。「ほころびを—しておく」 2 洋服などを、出来上がりの形に仮に縫うこと。また、それをからだに合わせて補正をすること。下縫い。
かわ‐ばり【革針/皮針】
皮革を縫うための針。
かんせい‐ぬい【閑清縫い】
袋物などの端を、糸を現したまま左右から打ち違えてからげ縫うこと。また、そのように縫ったもの。「閑清」はこれを始めた人の名という。かんせんぬい。
きず‐ぐち【傷口/疵口】
《「きずくち」とも》 1 皮膚の破れ目や裂け目。「—を縫う」 2 人に触れられたくない過去の過ち。「人の—に触れるような言い方」 3 物事のうまくいかない部分。「損失を取り返そうとして、かえって...
きぬ‐ばり【絹針】
絹布や薄手木綿を縫うときに用いる細い針。
今日(きょう)の一針(ひとはり)明日(あす)の十針(とはり)
処置が遅れるほど負担が重くなることのたとえ。今日であれば一針縫うことで繕えるほころびも、明日になれば十針も縫わなければならないという意から。
くけ‐こ・む【絎け込む】
[動マ五(四)]布の端を中に入れて縫い目が見えないように縫う。「義経袴に男山八幡の守—・んで愚なと笑い」〈露伴・風流仏〉
くさ‐づくし【草尽(く)し】
1 「草合わせ」に同じ。 2 種々の草花を描いた絵模様。「帯の結構には…秋の野に—縫うたる」〈仮・恨の介・上〉