さか・る【盛る】
[動ラ五(四)] 1 勢いが盛んになる。「火が—・る」「燃え—・る炎」 2 繁盛する。にぎわう。はやる。「大川の舟遊びも—・っていた」〈秋声・縮図〉 3 動物が発情する。交尾する。つるむ。「犬ガ...
さかん【盛ん】
[形動][文][ナリ]《「さかり」の音変化》 1 勢いがいいさま。「—な声援がとぶ」「—に燃える」「食欲が—だ」 2 人が最も元気な時期にあるさま。気力などが充実しているさま。「人生の—な時代」...
しょう‐ばい【商売】
[名](スル) 1 利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない。「数軒の支店を持って—している」「客—」「—繁盛」 2 生活の基盤になっている仕事。職業。「本を書くのが—だ」「因果な—だ」...
せい【盛】
[音]セイ(漢) ジョウ(ジャウ)(呉) [訓]もる さかる さかん [学習漢字]6年 〈セイ〉力や勢いがさかん。さかえる。「盛運・盛会・盛況・盛衰・盛大・盛名/殷盛(いんせい)・旺盛(おうせ...
ぜん‐せい【全盛】
1 人気や勢力などが最も盛んな状態にあること。「—を誇る」「—時代」 2 遊女などに客が多くついて繁盛すること。「姉なる人が—の余波(なごり)」〈一葉・たけくらべ〉 3 はぶりのよいこと。また、...
辰巳(たつみ)天井(てんじょう)
相場格言の一。干支(えと)にちなんでその年の相場展開を言い表したもの。辰年と巳年は高値を付けるの意。→天井3 [補説]「午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い...
たんぜん‐ぶろ【丹前風呂】
江戸初期、江戸の神田佐柄木(さえぎ)町、堀丹後守の邸の前にあった町風呂。容色のすぐれた湯女(ゆな)を置いて、遊客を誘い、繁盛したという。明暦3年(1657)禁止。
なら‐ちゃめし【奈良茶飯】
1 煮出した茶にいり大豆・小豆などを入れて塩味で炊いた柔らかい飯。奈良の東大寺・興福寺で炊きはじめたところからいう。 2 茶飯に豆腐汁・煮豆などを添えた一膳飯(いちぜんめし)。江戸では明暦(16...
にぎ‐わ・う【賑わう】
[動ワ五(ハ四)]《「わう」は接尾語》 1 人が集まるなどしてにぎやかになる。「行楽客で—・う」 2 豊かになる。繁盛する。「一門が—・う」「店が—・う」
はちじゅうはち‐の‐ますかき【八十八の枡掻き】
商売繁盛の縁起を祝うために、88歳の人に米の枡掻きを切ってもらうこと。