アルビ【Albi】
フランス南部、タルヌ県の都市。同県の県都で、タルヌ川沿いに位置する。中世に織物業・皮革業・藍染料の交易で発展。10世紀に築造されたタルヌ川に架かる赤れんがの橋や、13世紀から15世紀にかけて建造...
アルミナ‐せっけん【アルミナ石鹸】
脂肪酸などと酢酸アルミニウム液を混合して作った石鹸。織物などの防水剤に使用。
アルメリア【Almería】
スペイン南部、アンダルシア州の都市。地中海のアルメリア湾に面する港をもつ。温暖で乾燥した気候で、周辺では灌漑(かんがい)農業、ハウス農業が行われる。11世紀半ば、イスラム支配の下で最盛期を迎え、...
あわい【間】
1 物と物とのあいだ。「色白の細面、眉(まゆ)の—やや蹙(せま)りて」〈蘆花・不如帰〉 2 事と事との時間的なあいだ。「朝の供事(くじ)と夕供事との—に」〈言国卿記・文明十三年〉 3 人と人との...
アンゴラ【Angora】
トルコの首都アンカラの旧称。 (angora)アンゴラヤギ・アンゴラウサギの毛。また、その毛で織った織物。
アンバーラ【Ambala】
インド北部、ハリヤナ州の都市。デリーの北約200キロメートルに位置する。パンジャブ州と州境に近い。英国統治時代に駐屯地が置かれ、現在はインド軍の基地がある。穀物、綿花、砂糖の集散地で、織物・繊維...
アーヘン【Aachen】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ベルギー、オランダとの国境近くに位置する。ローマ時代から温泉地として知られ、8世紀末にフランク王国カール大帝が王宮を置いた。9世紀後半にノル...
アーミュア【armure】
《よろい具足の意。織物の組織や模様がよろいの鎖帷子(くさりかたびら)に似ていることから》梳毛(そもう)織物の一種。横うねあるいは綾地にジャカード機で模様を浮き出させた織物のこと。→ジャカード
アーメダバード【Ahmedabad】
インド西部、グジャラート州の工業都市。15世紀初め、同地方を治めたスルターン、アフマド=シャー1世が建設した城塞都市に起源する。英国統治時代より綿織物工業が盛ん。1915年にガンジーが南アフリカ...
アールスト【Aalst】
ベルギー北西部、東フランドル州の都市。フランス語名アロスト。ブリュッセルの北西約25キロメートル、デンダル川沿いに位置する。毛織物工業で発展。花卉(かき)などの農産物の集散地であり、ビール醸造業...