威儀(いぎ)を正(ただ)・す
身なりを整え、おもおもしい態度をとる。威儀を繕う。「—・して授賞式に列する」
うめ‐き【埋め木】
1 すきまや割れ目などに木片を埋めて繕うこと。また、その木片。 2 「埋め木細工」の略。
かざり【飾り】
1 飾ること。また、飾るもの。装飾。装飾品。「客間の—にする」「胸に花の—をつける」 2 表面、外見をよく見せようと取り繕うこと。飾りけ。「—のない素朴な人柄」 3 実質的な意味はもたず、体裁を...
かざ・る【飾る】
[動ラ五(四)] 1 他の物を添えたり、手を加えたりするなどして、美しく見せるようにする。装飾する。「食卓を花で—・る」 2 物を、人目につくように工夫して、置き並べる。「商品をウインドーに—・...
かみ‐こ【紙子/紙衣】
1 紙子紙(かみこがみ)で作った衣服。律宗の僧が用いはじめ、のち一般に使用。軽くて保温性にすぐれ、胴着や袖なし羽織を作ることが多い。近世以降、安価なところから貧しい人々の間で用いられた。かみぎぬ...
仮面(かめん)を被(かぶ)・る
本心・本性を隠して、違ったもののように繕う。「善人の—・る」
がい‐かん【外観】
外側から見た感じ。表面に見える姿。見かけ。うわべ。外見。「城の—」「—を繕う」
くち‐ぎよ・し【口清し】
[形ク] 1 ものの言い方がりっぱである。「心の問はむにだに、—・う答へむ」〈源・夕霧〉 2 体裁よく言い繕うさま。「商人(あきひと)は惣(すべ)て此れ無き事なりと—・く諍(あらが)ふ」〈今昔・...
くろ・める【黒める】
[動マ下一][文]くろ・む[マ下二] 1 黒くする。黒色に染める。「潮風に吹き—・められ日の光りに照り—・められて」〈露伴・いさなとり〉 2 うまくだます。ごまかす。取り繕う。「あとを—・めてた...
けしょう‐わざ【化粧業】
体裁を繕うだけの真実性のない行為。「腹を切らうと申すとも、よも切らせはなされまい。すればいらぬ—」〈浄・薩摩歌〉