まとい【纏】
1 まとうこと。また、まとうもの。 2 馬印の一種。さおの頭に飾りをつけ、その下に馬簾(ばれん)を垂らしたもの。 3 江戸時代、2にならって町火消しの各組のしるしとしたもの。
まとい‐つ・く【纏い付く】
[動カ五(四)]からみつく。まつわりつく。「子供が母親に—・く」
まとい‐もち【纏持(ち)】
町火消しの各組の中で、纏3を持つ役の者。火事場では消し口の要路に立った。
まと・う【纏う/絡う】
[動ワ五(ハ四)] 1 身につける。着る。「ドレスを身に—・う」「ぼろを—・う」 2 からまる。巻きつく。また、からみつかせる。「矢の孔(あな)刀の疵(きず)ある白骨、収むる人もなければ、苔に—...
まとまり【纏まり】
まとまること。また、その状態。「話の—がつかない」「—のないグループ」
まとま・る【纏まる】
[動ラ五(四)] 1 ばらばらのものが統一のとれたひとかたまりになる。「引っ越し荷物が—・る」「—・った金額」 2 物事の筋道が立って整う。「計画が—・る」「考えが—・る」 3 決まりがつく。互...
まと・む【纏む】
[動マ下二]「まとめる」の文語形。
まとめ【纏め】
まとめること。また、まとめたもの。「—の段階に入る」
まとめ‐あ・げる【纏め上げる】
[動ガ下一][文]まとめあ・ぐ[ガ下二]ばらばらのものを集めて整える。また、完結させる。「民衆を—・げて王となる」「論文を—・げる」
まとめ‐がい【纏め買い】
[名](スル)たくさんのものを一度に買うこと。「週に一度、食料品を—する」