なが・す【流す】
[動サ五(四)] 1 液体が流れるようにする。 ㋐水などを流れさせる。「汚水をどぶに—・す」「トイレの水を—・す」 ㋑血・汗・涙などをしたたらせる。「脂汗を—・す」「よだれを—・す」 ㋒水流に乗...
なが‐たずね【永尋ね】
江戸時代、逃亡した罪人を期限をつけずに長年月かかって捜索したこと。60年過ぎると時効になった。
ながやま‐きじゅん【永山基準】
刑罰として死刑を適用する際の判断基準。拳銃で4人を連続して殺害した永山則夫元死刑囚に対する判決で、最高裁が昭和58年(1983)に示したもので、(1)犯行の罪質、(2)動機、(3)態様(特に殺害...
なき‐こと【無き事】
[連語]ありもしないこと。身に覚えのないこと。無実。「—によりかく罪せられ給ふを」〈大鏡・時平〉
なごし‐の‐はらえ【夏越しの祓】
陰暦6月晦日(みそか)に、罪やけがれを除き去るため宮中および諸社で行われる祓の行事。茅(ち)の輪をくぐったり、人形(ひとがた)を作って身体をなでて清め、それを水に流したりした。輪越しの祭り。みな...
なすり‐あい【擦り合い】
互いになすること。また、責任などを押し付け合うこと。「罪の—」
なすり‐つ・ける【擦り付ける】
[動カ下一][文]なすりつ・く[カ下二] 1 なすってつける。「傷口に薬を—・ける」 2 過失などを他人に押し付ける。転嫁する。「自分の罪を人に—・ける」
なす・る【擦る】
[動ラ五(四)] 1 物の表面に他の物をつけようとして、軽くこする。「顔に墨を—・る」 2 責任・罪などを他の人に負わせる。転嫁する。「失敗の責任を部下に—・る」
なだ・める【宥める】
[動マ下一][文]なだ・む[マ下二] 1 怒りや不満などをやわらげ静める。事が荒だたないようにとりなす。「泣く子を—・める」「—・めてもすかしても聞き入れない」 2 罪などに対して寛大な処置をと...
な・でる【撫でる】
[動ダ下一][文]な・づ[ダ下二] 1 てのひらで軽くさわり、さする。「犬の頭を—・でる」 2 物や風などが軽く触れる。「高原の風が頰を—・でる」 3 髪に櫛(くし)を入れる。「化粧鏡を取出し鬢...