おき‐ピン【置(き)ピン】
《ピンは「ピント」の略》カメラの撮影技法の一。ピントを合わせることが困難な動きの速い被写体に対し、前もって、ある位置にピントを固定しておき、被写体がその位置に来たらシャッターを押すもの。
おき‐ふるし【置き旧し】
《「おきぶるし」とも》置きふるすこと。また、そのもの。〈日葡〉
おき‐ふる・す【置き旧す】
[動サ変]使わないでおいて、古くする。打ち捨てておいて、長い時間がたつ。「おしてる難波菅笠—・し後は誰(た)が着む笠ならなくに」〈万・二八一九〉
おき‐ぶたい【置(き)舞台】
1 ⇒所作(しょさ)舞台 2 ⇒敷(しき)舞台1
おき‐ぶみ【置(き)文】
1 置き手紙。 2 子孫への書き置き。遺書。 3 古文書で、守り行うべき規則などを書いた文書。
おき‐べん【置(き)勉】
[名](スル)俗に、児童や生徒が、教科書などの持ち帰るべき勉強用具を学校に置いておくこと。
おき‐まどわ・す【置き惑はす】
[動サ四] 1 他と見分けがつきにくいように置く。「心あてに折らばや折らむ初霜の—・せる白菊の花」〈古今・秋下〉 2 どこかに置き忘れて、見失う。「かぎを—・しはべりて、いと不便(ふびん)なるわ...
おき‐まよ・う【置き迷ふ】
[動ハ四] 1 露や霜などが置き乱れる。ひどくおりる。「ひとり寝る山鳥の尾のしだり尾に霜—・ふ床の月影」〈新古今・秋下〉 2 露や霜が置いたのかと見誤る。「霜を待つまがきの菊の宵のまに—・ふ色は...
おき‐みやげ【置(き)土産】
1 立ち去るときに贈り物として残しておく品物。 2 故人や前任者が残していったものや業績。「児童公園は前市長の—だ」「赤字の—」
おきゃあがれ【置きゃあがれ】
[連語]《動詞「お(措)く」の連用形に軽蔑やののしりの意を表す助動詞「やがる」の命令形の付いた「おきやがれ」の音変化》相手の言動を強く打ち消すのに用いる語。やめてくれ。いいかげんにしろ。よせやい...