さぎ‐とうひょう【詐偽投票】
氏名を詐称するなどして投票する、または投票しようとすること。公職選挙法違反として刑罰の対象となる。
さし‐ひかえ【差(し)控え】
1 さしひかえること。謹慎すること。 2 江戸時代の刑罰の一。公家・武士の職務上の過失、また、その家来や親族に不祥事があったとき、出仕を禁じ、自邸に謹慎させたこと。
さまよえる‐ユダヤじん【さまよえるユダヤ人】
《The Wandering Jewの訳語》欧州伝説で、刑場へ引かれるキリストを侮辱した罰として、死ぬこともできず、永遠に世界をさまようというユダヤ人。ゲーテやワーズワースの詩にも登場する。永...
さらし【晒し/曝し】
1 さらすこと。さらしたもの。「雨—」「恥—」 2 漂白した麻布または綿布。晒し布。特に、晒し木綿。《季 夏》「川風に水打ちながす—かな/太祇」 3 江戸時代の刑罰の一。縛った罪人、または斬...
さる‐の‐いきぎも【猿の生き肝】
世界的に流布している説話の一。病気を治す妙薬といわれる猿の生き肝をとりに竜王から遣わされた海月(くらげ)が、猿をだまして連れ帰る途中で逃げられ、その罰として打たれて骨なしになったという話。
さん‐きん【散禁】
律令制で、罪人を縛らず、枷(かせ)もはめずに一定の場所に閉じ込めておく罰。
さん‐けい【惨刑】
むごたらしい刑罰。
さんしゃ‐そくじつしょり【三者即日処理】
交通違反者に対する略式裁判。三者とは警察・検察庁・裁判所のこと。道路交通法・保管場所法に違反し、警察官から交通切符(赤切符)の交付を受けた人を「交通裁判所」と呼ばれる簡易裁判所に出頭させて、警察...
さんぞく‐の‐つみ【三族の罪】
罪を犯した者の三族にまで及ぶ刑罰。
さん‐ち【三遅】
1 昔、酒宴に遅れた者に科した罰杯。三段階に分かれ、杯が5回まわった後なら3杯、7回なら5杯、10回以上なら7杯の酒を飲ませるというもの。 2 酒または酒宴。「—に先だちてその花を吹けば」〈本朝...