ようせいのおどり【妖精の踊り】
《原題、(フランス)Danse des sylphes》ベルリオーズの劇的物語「ファウストの劫罰(ごうばつ)」の第2部で演奏される管弦楽曲。しばしば単独で演奏される。
余桃(よとう)の罪(つみ)
君主の寵愛(ちょうあい)の気まぐれなことのたとえ。衛に弥子瑕(びしか)という少年がいて、主君から非常にかわいがられ、主君とともに果樹園に遊び、桃の食べかけを主君に献じたところが、大いに喜ばれた。...
よ‐び【予備/預備】
1 必要なときのために、前もって用意しておくこと。また、そのもの。「—に少し余分に買っておく」「—のタイヤ」 2 犯罪の意思をもった者が、その実行に着手する直前までにする準備行為。内乱・殺人・強...
らく‐いん【烙印】
鉄製の印を焼いて物に押しあてること。また、その跡。刑罰として、罪人の額などに行った。
りえき‐げんそく【利益原則】
刑事裁判において、検察官が被告人の犯罪事実を立証できない場合は、被告人の利益になるように判決を下すという原則。「疑わしきは罰せず」「疑わしきは被告人の利益に」と表現される。
りつ【律】
1 古代、中国を中心とする東アジア諸国の刑法典。令(りょう)とともに国家の基本法で、刑罰を規定したもの。日本では、天武天皇の時の飛鳥浄御原(きよみはら)律が最初で、以後、大宝律・養老律で完成した...
りつ‐りょう【律令】
古代国家の基本法である律と令。律は刑罰についての規定、令は政治・経済など一般行政に関する規定。日本では7世紀後半から8世紀にかけ、中国の隋・唐にならって飛鳥浄御原律令・大宝律令・養老律令などが制...
りねん‐ほう【理念法】
ある事柄に関する基本理念を定め、具体的な規制や罰則については特に規定していない法律。
リベンジポルノ‐ぼうしほう【リベンジポルノ防止法】
《「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」の通称》個人の性的な画像を、撮影対象者の承諾を得ずに、インターネットを介して、不特定多数の第三者に提供する行為を処罰し、被害者に対する支...
りゃくしき‐てつづき【略式手続(き)】
簡易裁判所が、軽微な事件に限って、公判を開かずに書面審理で罰金・科料を言い渡す簡易な裁判手続き。略式裁判。