あすか‐びじん【飛鳥美人】
高松塚古墳の石室西壁に描かれた女性像の通称。
げっか‐びじん【月下美人】
サボテン科の多年草。クジャクサボテンの仲間で、茎は平たく、葉状。夏の夜、白色で香りのある大花を開き、数時間でしぼむ。メキシコの原産。《季 夏》「—は一夜の雌蕊(めしべ)雄蕊かな/楸邨」
こじょうのびじん【湖上の美人】
《原題、The Lady of the Lake》スコットの物語詩。1810年刊。スコットランドのカトリン湖を舞台に、エレン姫をめぐる恋と武勇とを描いたもの。
《原題、(イタリア)La do...
はっぽう‐びじん【八方美人】
《どこから見ても難点のない美人の意から》だれに対しても如才なく振る舞うこと。また、その人。非難の気持ちを込めて用いることが多い。
び‐じん【美人】
1 容姿の美しい女性。美女。 2 容姿の美しい男子。「玉のやうなる—…聟にいたします」〈浮・胸算用・二〉
ふ‐びじん【不美人】
美しくない女。醜女(ぶおんな)。
ほうていのびじん【法廷の美人】
黒岩涙香による翻案小説。明治21年(1888)「今日新聞」に連載され、人気を博す。原作は英国の作家コンウェーの中編小説「暗い日々」。