びてき‐かんきょう【美的環境】
芸術の制作や鑑賞に関係する自然や社会の環境。
びてきけいけんとぶんがくてきかいしゃくがく【美的経験と文学的解釈学】
《原題、(ドイツ)Ästhetische Erfahrung und literarische Hermeneutik》ドイツの文学理論家、ヤウスの著作。1977年刊行。
びてき‐せいかつ【美的生活】
美を人生最高の理想とし、それを求めてやまない生き方。
びてきせいかつをろんず【美的生活を論ず】
高山樗牛による評論。明治34年(1901)「太陽」誌に発表。ニーチェの思想への傾倒がみられる。
びてき‐はんちゅう【美的範疇】
美をいくつかの類型に分けたもの。通常、優美・崇高・悲壮・滑稽(こっけい)などが挙げられ、日本では、あわれ・幽玄・わび・さびなども含められる。
び‐てん【美点】
すぐれた点。よいところ。長所。
び‐でん【美田】
地味のよく肥えた田地。「児孫のために—を買わず」 [補説]書名別項。→美田
びでん【美田】
中村草田男の第7句集。昭和42年(1967)刊行。
び‐とく【美徳】
美しい徳。道にかなった行い。「謙譲の—」⇔悪徳。
びとくのふこう【美徳の不幸】
《原題、(フランス)Les Infortunes de la vertu》サドの長編小説。修道院で育てられた娘ジュスティーヌが、宗教的美徳や礼節を守ろうとした結果、逆に不幸な運命を背負わされてい...