せいたい‐けい【生態系】
ある地域に生息するすべての生物群集と、それを取り巻く環境とを包括した全体。エコシステム。 [補説]生態系では生産者・消費者・分解者による物質循環がみられる。例えば、植物は無機物から有機物を生産、...
せいぶつ‐ぐんしゅう【生物群集】
ある場所に生息する全生物を一つの集団とみなしたもの。植物のみを対象とする場合は植物群落、動物のみの場合は動物群集ともいう。
ち‐ふ【地府】
1 《地の府庫の意》豊かな地。また、大地。「車馬門前に群集(くんしゆ)して、—に雲を布(し)き」〈太平記・一一〉 2 《「ぢふ」とも》冥土(めいど)。また、閻魔(えんま)大王。「我死して—の官人...
つめ
文楽人形の首(かしら)の一。捕り手・腰元・群集など男女の雑多な端役に用いる。素朴・卑俗・こっけいな表情をしたものが多い。ふつう一人で遣う。
ねっすい‐せいぶつぐんしゅう【熱水生物群集】
深海底において、湧出するメタンや硫化水素を含む熱水に依存する化学合成生物群集。
ねっすい‐ふんしゅつこう【熱水噴出孔】
海底から地熱で熱せられた熱水が噴出する孔。海嶺に沿ってよく見られる。セ氏300度以上の熱水に溶け込んだ金属やその硫化物が析出して煙突状になり、熱水が周囲の海水と反応して変色することでブラックスモ...
ビオトープ【biotope/(ドイツ)Biotop】
《「バイオトープ」とも》生物群集が存在できる環境条件を備える地域。生物群の生息場所。ハビタットと同義にも用いられる。ビヨトープ。
びせいぶつ‐がん【微生物岩】
藻類などの微生物群集が石灰質または珪質の微粒子を取り込むことによって形成された岩石。層状の構造をもつストロマトライトや、小さな塊が集まった構造をもつスロンボライトなどがある。マイクロバイアライト。
ぼう‐し【眸子】
ひとみ。瞳孔(どうこう)。瞳子。「群集の—、均しく訝(いぶか)しげに小門の方に向えり」〈木下尚江・火の柱〉
ぼう‐どう【暴動】
群集が暴徒となって騒動を起こし、社会の安寧を乱すこと。