スピノザ‐しゅぎ【スピノザ主義】
スピノザとその信奉者の哲学。合理主義・汎神論・同一哲学などを特徴とする。シェリング・ヘーゲルらにみられる。
スラブ‐しゅぎ【スラブ主義】
19世紀中葉のロシアに興った民族主義的社会思想。西欧主義に反対し、ロシアにはミール(農村共同体)を基盤とする独自の発展の道があると主張した。
せいおう‐しゅぎ【西欧主義】
1 19世紀中葉のロシアに興った思潮。スラブ主義に対立し、ロシアの後進性は西欧的な道によって克服すべきであるとした。 2 一般に、西欧文化を崇拝する立場。
せいか‐しゅぎ【成果主義】
企業において、勤続年数ではなく、業務の成果によって報酬や人事を決める考え方。
せい‐ぎ【正義】
1 人の道にかなっていて正しいこと。「—を貫く」「—の味方」 2 正しい意義。また、正しい解釈。「四書—」「其実はあたの語の—に非るなり」〈西村茂樹・明六雑誌三三〉 3 人間の社会行動の評価基準...
せい‐ぎ【精義】
正確な意義。また、詳しい解釈。
せいしん‐しゅぎ【精神主義】
1 物質的なものよりも精神的なものに優位性を認める立場。 2 精神力を集中的に駆使すれば、物質的諸事象を統御できるとする考え方。精神論。
せいじゃく‐しゅぎ【静寂主義】
自己の意志や行為を否定し、神にすべてをゆだねて心の安静を得ようとする精神的態度。狭義には、17世紀、外面化した教会に対し、信仰の内面化を求めて生じたカトリック教会内の神秘主義的傾向をいう。スペイ...
せいち‐しゅぎ【生地主義】
⇒出生地主義(しゅっしょうちしゅぎ)
せいていほう‐しゅぎ【制定法主義】
立法府が文書の形で制定した成文法を最も重要な法源とする考え方。裁判官は紛争の解決に際して法律にのみ拘束されるが、条文の解釈・運用を補完するものとして判例も重視される。大陸法の基本的な特徴の一つ。...