あれち【荒地】
《原題The Waste Land》T=S=エリオットの長編詩。1922年発表。第一次大戦後の精神的風土の荒廃とその再生の希望を表現。 日本の詩同人誌。名称はにちなむ。昭和14年(1939...
あわじ‐にんぎょうじょうるり【淡路人形浄瑠璃】
淡路島に残る人形芝居。近世初頭に始まり、享保(1716〜1736)ごろが最盛。義太夫節による三人遣い。人形の首(かしら)は文楽より大きい。
あわ・せる【合(わ)せる】
[動サ下一][文]あは・す[サ下二]《合うようにする、一致させる、が原義》 1 (「併せる」とも書く)二つ以上のものを一つにする。 ㋐二つ以上のものをつけて一つにする。「仏前に手を—・せる」「周...
あわづ‐が‐はら【粟津原】
大津市の琵琶湖に臨む松原。近江八景の一「粟津の晴嵐(せいらん)」は、晴天時に山風がここを吹き渡る光景をいった。木曽義仲討ち死にの地。
安価(あんか)な政府(せいふ)
《cheap government》政府の役割を国防・司法および特定の公共事業などに限定し、その財政支出を必要最小限度に抑えることを理想とする財政思想・国家観。政府が経済活動に介入すると経済の自...
アングロサクソンがた‐しほんしゅぎ【アングロサクソン型資本主義】
米国・英国で典型的にみられる資本主義の形態。企業は金融市場から直接資金を調達し、株主利益の最大化を優先する。業績が悪化した場合は、株主価値を維持するために積極的に人員を削減するため、雇用は不安定...
あんこく‐じ【安国寺】
足利尊氏・直義の兄弟が、夢窓疎石の勧めによって国家安穏を祈願し、南北両朝の戦没者供養のため、日本の各国ごとに建立させた禅寺。塔も建立され、利生(りしょう)塔と称した。臨済宗に所属。 ⇒安国論寺
あんぜんはいりょ‐ぎむ【安全配慮義務】
ある一定の関係にある当事者間で、一方または双方が相手の生命・身体の安全を確保するよう配慮する義務。雇用関係にある場合、労働契約法により、使用者は労働者が安全に業務に従事できるよう必要な配慮をする...
あんたく‐せいろ【安宅正路】
《「孟子」離婁上から》人としてふみ行うべき道。仁と義。
アンチフェミニズム【antifeminism】
反男女同権主義。男性上位主義。→フェミニズム