ゆか【床/牀】
1 建物の内で、根太(ねだ)を立て、地面より高く板を張った部分。そのままで、また畳や敷物などを敷いて生活する。また、広く建物の内で、人の立ったり歩いたりする底面。 2 劇場で、義太夫節の太夫と三...
ゆか‐ほん【床本】
《「ゆかぼん」とも》義太夫節の太夫(たゆう)が床2で語るときに使う、舞台用の比較的大形の義太夫本。
ゆき‐かぐ・る【行きかぐる】
[動ラ下二]語義未詳。行って求婚する意、または、行って寄り集まる意か。「湊(みなと)入りに舟漕ぐごとく—・れ」〈万・一八〇七〉
ゆずり‐じょう【譲り状】
平安中期以降、所領や財産を子孫などへ譲り渡すことを記した文書。鎌倉時代、武家はこれをもとに幕府から所領の安堵を受けた。ゆずりぶみ。処分状。「父、義時朝臣の頓死して、—の無かりし時」〈太平記・三五〉
ユダヤ‐じん【ユダヤ人】
パレスチナを原住地とし、ユダヤ教を信仰する民族。バビロン捕囚ののち、イスラエル人の総称となった。ヘブライ語を使用する。西暦70年、ローマ帝国によるユダヤ王国の滅亡後、世界各地に離散。以後、中世を...
ユトランド‐はんとう【ユトランド半島】
《Jutland》ヨーロッパ中部、北海とバルト海とを分ける半島。北部はデンマーク領、南部はドイツ領。狭義にはデンマーク領をさす。デンマーク語で、ユラン半島。
ユナニミスム【(フランス)unanimisme】
20世紀初頭、フランスに興った文学の一傾向。人間集団の中に個人を超えた魂を見いだし、その一体的生命感を表現しようとするもの。提唱者のジュール=ロマンのほか、デュアメル・ビルドラックなどに代表され...
ユニオン‐リーブル【(フランス)union libre】
フランスの代表的知識人サルトルとボーボワールの二人が実践した、新しい男と女の関係。自由結婚。原義は「自由な結びつき」の意。
ユニゾン【unison】
音楽で、同じ高さの音。また、そのような音や旋律を、複数の声や楽器で奏すること。広義には、オクターブにわたる音も含める。
ユニテリアン【Unitarian】
キリスト教プロテスタントの一派、およびその主張。キリスト教正統派教義の三位一体説に反対し、神の単一性を主張、キリストの神性を否定する。18世紀以降、英国、次いで米国などで教会が発展した。明治20...