へいえん【平遠】
鷹羽狩行の句集。昭和49年(1974)刊。翌年、芸術選奨新人賞受賞。
へご【桫欏/杪欏】
ヘゴ科の常緑の木生シダ。高さ約10メートル、直径約30センチに達する。幹の頂に、長さ約2メートルの羽状に裂けている葉が数枚、傘状に広がってつく。日本では九州・沖縄・小笠原などに分布。幹を装飾品、...
へびくい‐わし【蛇喰鷲】
タカ目ヘビクイワシ科の鳥。一科一種で、アフリカの特産。頭高約1メートル。足が著しく長く、草原を歩き回って蛇・トカゲ・昆虫や小獣を捕食する。後頭部に冠羽があり、これが羽根ペンを頭にさした中世ヨーロ...
へび‐の‐ねござ【蛇の寝御座】
メシダ科の多年生のシダ。短い根茎から、長さ30〜80センチの羽状複葉の葉を束生。胞子嚢(ほうしのう)群は葉の裏面につき、鉤(かぎ)形の包膜で覆われる。鉱山の跡地によく茂るので、かなくさともいう。
ヘリ‐コミューター
《(和)helicopter+commuter(郊外通勤者)から》ヘリコプターによる乗客の定期輸送。日本では、シティエアリンク社が昭和63〜平成3年(1988〜1991)に成田・羽田間の輸送を行...
へん‐とつ【褊綴/褊裰】
褊衫(へんさん)と直裰(じきとつ)とを折衷した羽織のような僧衣。脇裾を15センチほど縫っていない。空也堂の鉢叩(はちたた)きが着たが、江戸時代には医師などが着用。へんてつ。
ヘンルーダ【(オランダ)wijnruit】
ミカン科の多年草。高さ約1メートル。葉は羽状に細かく裂けていて、強い匂いがある。初夏、黄色い花が咲く。南ヨーロッパの原産で、香草。日本には明治初年に渡来。香(うんこう)。
べから◦ず
[連語]《推量の助動詞「べし」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 (文末に用いて)禁止を表す。…してはいけない。…するな。「展示品に手を触れる—◦ず」「乙若殿も泣く—◦ず。我も泣くまじきなり」...
ベガ‐ぐんとう【ベガ群島】
《Vegaøyan》ノルウェー中部西岸の沖合に位置する群島。主島ベガ島をはじめ、大小数千の島々からなる。紀元前から人が居住し、中世にケワタガモの羽根の採取が始まり、現在も続いている。巣の保護と伝...
べっこう‐とんぼ【鼈甲蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体長4センチくらい。体色は、羽化後は黄褐色、ついでオリーブ色に変じ、老熟すると茶褐色になる。4枚の翅(はね)のそれぞれ3か所にべっこう色の紋がある。低湿地の池沼にすむ。第二次大戦...