けいこ‐つうじ【稽古通事/稽古通詞】
江戸時代、長崎に勤務した唐通事・オランダ通詞の職階の一で、見習いの通訳官。
芸(げい)は身(み)の仇(あだ)
習い覚えた芸のために、かえって身を誤ることがあるという意。
こ‐じょく【小職/小童】
[名]《見習いの弟子の意》 1 江戸時代、岡場所や町芸者のもとで見習い・雑用をした女児。 2 子供をいやしめていう語。小わっぱ。「やい、若い者ども。ここな—めを知ったか」〈浄・孕常盤〉
[形...
さ‐さわ・る【障る】
[動ラ五(四)]さまたげとなる。さわりとなる。さわる。「指ニケガヲシテ手習イニ—・ル」〈和英語林集成〉
さだめ【定め】
1 物事を決めること。取り決め。決定。「親の—に従って結婚する」 2 規則。おきて。「村の—に従う」 3 運命。宿命。「人には人それぞれの—がある」 4 安定していること。不変であること。「—の...
さらい‐がき【復習書(き)】
文字を繰り返して書き習うこと。手習い。習字。さらえがき。
さん‐ろうじょ【三老女】
能で、老女をシテとする「檜垣(ひがき)」「姨捨(おばすて)」「関寺小町(せきでらこまち)」の3曲のこと。いずれも習い物として重要視されている。
し‐こみ【仕込み】
1 教え込むこと。しつけ。教育。「親方の—がいい」 2 商店などで、商品を仕入れること。また、飲食店などで、材料を下ごしらえすること。「魚河岸に—に行く」「早朝から—にかかる」 3 醸造業で、原...
しずたに‐こう【閑谷黌】
江戸時代の岡山藩の郷学(ごうがく)。寛文8年(1668)藩主池田光政が民間子弟の教育のために、領内各地に手習い所を設置したがまもなく廃絶し、同10年閑谷に学校設立を命じ、元禄14年(1701)ま...
した‐じ【下地】
1 物事が成り立つ土台となるもの。基礎。素地。素養。「小さいころから音楽の—がある」「—が入っているのですぐに酔う」 2 (「助枝」とも書く)木や竹の細い材を縦横に組んだ壁の骨組み。壁下地。かべ...