いい‐みだ・る【言ひ乱る】
[動ラ四]口を出して混乱させる。口を出して話の邪魔をする。「かばかりにし初(そ)めつるを、—・るも物し」〈源・手習〉
いい‐わ・く【言ひ分く】
[動カ四] 1 筋道を立てて言い聞かせる。事実をはっきりと述べる。「我が領ずる庄々、はた多かれど、たれかは—・く人あらむ」〈宇津保・俊蔭〉 2 命令して、人手を手もとから分けて派遣する。「尼君...
いかさま‐し【如何様師】
詐欺(さぎ)を常習とする者。詐欺師。ぺてん師。
いき【域】
[音]イキ(ヰキ)(呉) [学習漢字]6年 1 区切れた一定の土地・場所。「域内/海域・境域・区域・空域・広域・神域・水域・聖域・全域・地域・流域・領域」 2 物事の範囲・程度。「音域・芸域・職...
い‐きょう【遺響】
あとに残る響き。余韻。転じて、後世に残る風習や教え。
いく【育】
[音]イク(呉)(漢) [訓]そだつ そだてる はぐくむ [学習漢字]3年 1 そだてる。「育児・育成/愛育・教育・訓育・薫育・飼育・体育・知育・徳育・傅育(ふいく)・保育・養育」 2 成長する...
いざとなると
はたして大事に至った場合になると。肝心の場合に。「—練習どおりに動けない」
いし‐うち【石打ち】
1 小石を投げ合う遊戯。石投げ。石合戦。《季 夏》 2 婚礼の夜、友人・知人などがその家の中に小石を投げ込む習俗。石の祝い。「祝言の夜の—は、打ち固めるとてめでたけれども」〈浄・井筒業平〉 3 ...
い‐しき【遺式】
昔から伝わっている慣例・風習。
いし‐たたき【石叩き/石敲き】
1 鉱石などを槌(つち)で打ち砕くこと。また、その槌や、それを職業とする人。 2 《尾を上下に動かす習性から》セキレイの別名。《季 秋》「磐石(ばんじゃく)をはしれる水の—/蛇笏」