ろうじん‐びょう【老人病】
老人に多くみられる病気。癌(がん)・心臓病・高血圧・糖尿病・白内障・リウマチ・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)・老人性認知症など。老年病。
ろう‐ねん【老年】
年をとって、心身の衰えがめだつ年ごろ。また、その年ごろの人。 [補説]書名別項。→老年
ろうねん‐いがく【老年医学】
老化現象を対象に、老年期にみられる疾患および症状や治療方法などを研究する学問。老人病学。
ろうねん‐がく【老年学】
《gerontology》医学・生物学・心理学・社会学などの面から老年期における諸問題を総合的に研究する学問。老人学。ジェロントロジー。
ろうねん‐せいしんいがく【老年精神医学】
老年期に起こるさまざまな精神的な問題や精神障害を研究対象とする精神医学の一分野
ろうねんびょう‐せんもんい【老年病専門医】
加齢に伴い、さまざまな生活習慣病の合併症が複数の臓器に現れる高齢者を専門とする医師。日本老年医学会が養成・認定を行う。
ろう‐らい【老来】
[名]年をとること。老年。「しきりに—の嘆をなしたのも」〈荷風・雨瀟瀟〉
[副]老年になって以来。年をとってからこのかた。「—量を節してはいても」〈谷崎・少将滋幹の母〉
ろう‐り【老吏】
老年の役人。また、老練な役人。
ろう‐れい【老齢】
年とっていること。老年。高齢。「—人口」
わか‐いんきょ【若隠居】
老年にならないうちに家業を譲って隠居すること。また、その人。