ろうじん‐せい【老人星】
竜骨座のα(アルファ)星カノープスのこと。古くは天の南極にあって人の寿命をつかさどるとされた。南極星。南極老人。寿星(じゅせい)。
ろうじんせい‐かくかしょう【老人性角化症】
⇒日光角化症
ろうじんせい‐かんぴしょう【老人性乾皮症】
加齢にともなって皮脂や汗の分泌が減少し、角層の水分保持機能が低下することにより、皮膚が乾燥した状態。皮膚に浅い亀裂や白いふけのような鱗屑が生じ、かゆみを伴う。
ろうじんせい‐けっかんしゅ【老人性血管腫】
皮膚の下の毛細血管が増殖してできる血管腫のうち、老化が原因となるもの。早くて20歳代から30歳代からできはじめ、加齢にともなって増加する。その見た目から、赤ぼくろ、赤いぼ、ルビースポット、チェリ...
ろうじんせい‐しきそはん【老人性色素斑】
中年以降の人の顔・手の甲・前腕などにできる褐色のしみ。長年日光にさらされた皮膚に生じる。紫外線の刺激によるメラニンの増加・沈着が原因。日光性色素斑。日光黒子。老人斑。
ろうじんせい‐ちほう【老人性痴呆】
⇒老人性認知症
ろうじんせい‐なんちょう【老人性難聴】
加齢による内耳の有毛細胞が変性で起こる難聴。自覚症状が乏しいまま、両耳の聴力が徐々に低下していくことが多い。音としては聞こえるが話している内容が聞き取れない、周囲がうるさいと聞き取れないといった...
ろうじんせい‐にんちしょう【老人性認知症】
認知症のうち、加齢による障害が原因で起こるものの通称。老年期になって脳が変性・萎縮するために、判断・理解・記憶・計算などの知的機能の低下や性格の変化がみられ、普通の日常生活や社会関係が保てなくな...
ろうじんせいにんちしょうしっかん‐りょうようびょうとう【老人性認知症疾患療養病棟】
介護療養型医療施設の一つ。重度の認知症で、在宅での生活が困難な要介護状態の高齢者が入院し、療養上の管理、看護、介護、機能訓練その他の必要な医療を受ける。
ろうじんせい‐はいえん【老人性肺炎】
抵抗力の弱い老人に起こる細菌性肺炎。必ずしも高熱が出るとは限らず、呼吸困難がそれほどでなくても重症の場合がある。