ごしき‐えび【五色海老】
イセエビ科の甲殻類。房総以南の岩礁の多い海にすむ。体長約30センチになり、頭胸甲のとげはイセエビより数が多くて長い。体色は暗紫褐色で、白や緑色の縞模様がある。食用。
ご‐たいろう【五大老】
豊臣政権下の最高の職名。秀吉が晩年、五奉行の上に置いた五人の大老。徳川家康・前田利家・毛利輝元・小早川隆景(こばやかわたかかげ)(死後は上杉景勝)・宇喜多秀家の五人。
さいそうろう【採桑老】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で古楽の中曲。舞は一人舞で、老翁の面をつけ、鳩杖(はとづえ)をついて、歩行も耐えがたい姿で舞う。さいしょうろう。
さくら‐えび【桜蝦/桜海老】
十脚目サクラエビ科の甲殻類。深海にすむ小形のエビで、体長約4センチ。全体に淡紅色で、多数の発光器をもつ。駿河湾・相模湾に産し、干しえびとして食用。ひかりえび。《季 春》
さん‐ろう【三老】
中国、漢代に県や郷に置かれた郷官の一。父老中の有徳者として、その地方の住民の教化をつかさどった。
しば‐えび【芝海老/芝蝦】
十脚目クルマエビ科のエビ。体長約15センチ。体色は淡青色で、濃青色の小斑点がある。東京湾など内湾にすむ。食用。
しゅく‐ろう【宿老】
1 年老いて経験を積んだ老巧な人。耆宿(きしゅく)。「財界の—」 2 武家の重臣。鎌倉・室町幕府の評定衆(ひょうじょうしゅう)・引付衆(ひきつけしゅう)や、江戸幕府の老中、諸大名の家老など。 3...
しゅっとう‐がろう【出頭家老】
家老のうちで権勢のある者。一番家老。
しょうじょう‐えび【猩猩蝦】
十脚目オキエビ科の甲殻類。体長約8センチのエビ。全身朱紅色。第1・第2歩脚ははさみ状になっている。深海産で、日本では駿河湾にすむ。
しょう‐ろう【少老】
若年寄(わかどしより)の異称。