じだいへいそくのげんじょう【時代閉塞の現状】
石川啄木の評論。副題は「強権、純粋自然主義の最後および明日の考察」。明治43年(1910)、同年発表された魚住折蘆(うおずみせつろ)の「自己主張の思想としての自然主義」への反論として執筆、社会主...
じっせん‐てつがく【実践哲学】
実践的な事柄を対象とする哲学。意志的行為の領域で、あるべきこと、または、なすべきことを規定する哲学で、狭義には倫理学・道徳哲学をさし、広義には政治・法律・経済・技術・芸術などの分野の哲学的考察を...
じゅく‐し【熟思】
[名](スル)十分に考えをめぐらすこと。深く考えること。熟考。熟慮。「此理を—し、情理の間に得失を考察し」〈織田訳・花柳春話〉
じゆうしそう‐か【自由思想家】
1 教会や聖書の権威にとらわれず、理性的見地から神を考察した17、8世紀のヨーロッパの理神論者たち。コリンズの「自由思想論」から、この名称が有名になった。 2 一般に、権威や教条に拘束されず自由...
じょうもんのきおく【縄文の記憶】
室井光広の著作。おもに関東・東北の縄文遺跡を辿り、日本文化について考察したエッセー。平成8年(1996)刊行。
スキーマ‐りろん【スキーマ理論】
《schema theory》人間の記憶の構造が、状況によってどのように変化し、組織化されるかを考察した理論。
スペキュレーション【speculation】
1 思索。考察。 2 推測。空論。「—の域を出ない」 3 投機。思わく。 4 トランプで、スペードのエース。
せい‐かく【精確】
[形動][文][ナリ]詳しくてまちがいのないさま。綿密で正確なさま。「対象を—に分析する」「—な考察」 [派生]せいかくさ[名]
せい‐さつ【精察】
[名](スル)くわしく観察・考察すること。「人間の心理を—する」
せいしん‐ねんれい【精神年齢】
1 精神の発達程度を年齢で表したもの。知能検査によって測定する。1908年にビネーが考察。知能年齢。MA(mental age)。→生活年齢 2 一般的に、ものの考え方や行動からみた、精神的な成...