かんがえ‐つ・く【考え付く】
[動カ五(四)]考えが浮かぶ。思いつく。「うまいことを—・いた」
かんがえ‐なお・す【考え直す】
[動サ五(四)] 1 同じことをもう一度考えてみる。「始めから—・してみよう」 2 今までの考え方を変える。「今からでも遅くないから、—・せ」
かんがえ‐なし【考え無し】
思慮に欠けること。他人の立場や自分の責任などについて、深く考えないこと。また、そのような人。「—の発言をたしなめる」
かんがえ‐ぶか・い【考え深い】
[形]深く考えをめぐらすさま。思慮深い。「—・い目つき」
かんがえ‐ぶみ【考へ文/勘へ文】
「勘文(かんもん)」に同じ。「みちみちの—ども奉れるにも」〈源・薄雲〉
かんがえ‐もの【考え物】
1 十分に考えるべき事柄。また、考え直す必要があること。「彼に頼むのは—だ」 2 相手が考え込むような問いをこしらえ、その答えを当てさせる遊び。判じ物。
かんが・える【考える/勘える】
[動ア下一][文]かんが・ふ[ハ下二] 1 知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。 ㋐判断する。結論を導き出す。「こうするのが正しいと—・える」「解決の方法を—・える」「よく—・え...
考(かんが)える葦(あし)
パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、思考する存在としての偉大さを言...
かんがえるひと【考える人】
《(フランス)Le Penseur》ロダンの代表的ブロンズ彫刻。沈思する男性座像。群像彫刻「地獄の門」に用いるために造られた。
こう【考】
1 かんがえること。かんがえ。「—をめぐらす」 2 (接尾語的に用いて)ある問題についての自分の考察を述べ記したもの。「国字—」 3 死んだ父。亡父。先考。