こう‐こ【考古】
古い時代の遺跡や遺物から、当時の生活様式や文化の状態を研究すること。「—資料」
こうこ‐がく【考古学】
遺跡や遺物によって、古い時代の人類の生活・文化を研究する学問。
こうこがふ【考古画譜】
明治年間に刊行された古画作品目録。黒川春村の遺稿を黒川真頼(まより)らが増補・改訂したもの。絵画史研究の貴重な資料。
こう‐さ【考査】
[名](スル) 1 いろいろ考えて調べること。「人物—」 2 学校で、生徒の学業成績を調べるための試験。「英語の学力を—する」「期末—」 3 「日銀考査」の略。
こう‐さつ【考察】
[名](スル)物事を明らかにするために、よく調べて考えをめぐらすこと。「深い—を加える」「日本人の社会意識について—する」
こう‐し【考思】
[名](スル)考えること。思考。「数月の間、これを—し」〈中村訳・西国立志編〉
こう‐し【考試】
学力・能力・資格などを調べて及落・採否を判定すること。試験。
こう‐しょう【考証】
[名](スル)古い文献や物品などを調べ、それを証拠として昔の物事を説明したり解釈したりすること。「時代—」
こうしょう‐がく【考証学】
中国の明末におこり清代に盛行した学問。四書・五経などの古典の解釈を、古書・古文書などから証拠を引き、実証的に行うもの。顧炎武(こえんぶ)・黄宗羲(こうそうぎ)らに始まり、日本では、江戸時代の狩谷...
こうしんろく【考信録】
中国の古代の史実や伝説を、文献批判の方法で考証した書。36巻。清の崔述(さいじゅつ)撰。1824年刊。