おく‐じゅしゃ【奥儒者】
江戸幕府の職名。将軍の侍講をつとめた儒者。林(はやし)家の世襲。
おくに‐もの【御国者】
1 地方の人。田舎者。 2 江戸時代、田舎侍のこと。
おくまん‐ちょうじゃ【億万長者】
非常に多くの金や財産を持っている人。大金持ち。
おせっかい‐もの【御節介者】
「御節介焼き」に同じ。
おたずね‐もの【御尋ね者】
警察などが行方を追っている犯罪容疑者。
おたな‐もの【御店者】
商家の奉公人。「どこかの—らしい、鳥打帽をかぶった男が」〈芥川・あの頃の自分の事〉
おため‐しゃ【御為者】
もっぱら主人の利益になるように努める者。領民から重税を徴収する家臣の類。おためもの。「世間いづれの御家にも、—といふ出来出頭人(できしゅっとうにん)ありて」〈仮・可笑記・一〉
おち‐むしゃ【落(ち)武者】
戦いに負けて逃げてゆく武者。
おちょうし‐もの【御調子者】
「調子者」に同じ。
おて‐いしゃ【御手医者】
「手医者」に同じ。御手前医者。侍医。「—坂川玄春」〈浮・伝来記・五〉