たっ‐しゃ【達者】
[名]学問・技芸などの道に熟達している人。達人。「馬術の—」 [形動][文][ナリ] 1 物事に慣れていて、巧みなさま。「計算が—だ」「口が—だ」「—な芸」 2 からだが丈夫で健康なさま。「...
たつみ‐げいしゃ【辰巳芸者】
江戸深川の芸者のこと。男装をまねて宴席で羽織を着たので、羽織芸者ともよばれ、意気と侠気(きょうき)を売り物にした。→辰巳2
たて‐さくしゃ【立作者】
歌舞伎の座付き狂言作者の中で筆頭の者。
たて‐もの【立者】
1 一座の中ですぐれた役者、また人気役者。立役者。 2 仲間の中でおもだった者。あたまかぶ。「不良少年の黒表(ブラツクリスト)中の—だけに」〈里見弴・多情仏心〉
たて‐やくしゃ【立役者】
1 芝居の一座で中心になる役者。立者(たてもの)。立役。 2 物事の中心となって重要な役割を果たす人。「軍縮会議の—」
たな‐もの【店者】
商家に勤める番頭・手代・丁稚(でっち)などをいう。御店者(おたなもの)。
たび‐やくしゃ【旅役者】
地方を巡業して回っている役者。どさ回りの役者。
たろう‐かじゃ【太郎冠者】
狂言の役柄の一。大名・主に対する従者・召し使いとして登場する人物。主人より主要な役回りに立つことも多い。
たわけ‐もの【戯け者】
おろかもの。ばかもの。また、人をののしっていう語。「この—めが、何をする」
たんきゅうしゃ【探求者】
桜田常久の小説。昭和21年(1946)刊。江戸時代の本草学者、平賀源内の伝記小説。