ぼく‐しゃ【卜者】
うらないをする人。占師。卜人。
ぼく‐しゃ【牧者】
牧場で、牛馬などの番や世話をする人。牧人。
ぼっとり‐もの【ぼっとり者】
初々しく愛らしい女性。また、ふっくらしてかわいい女性。「花を飾るはこの家の娘、嫁入り盛りの—と」〈浄・浪花鑑〉
まい‐しゃ【昧者】
おろかもの。愚者。
まくら‐げいしゃ【枕芸者】
1 芸でつとめずに、売春を主とする芸者。不見転(みずてん)。 2 枕さがしをする芸者。「弁天お照と名の高い、—の旅稼ぎ」〈伎・島鵆月白浪〉
まじょう‐もの【真情者】
誠意のある人。正直な人。「さもしい気は微塵(みぢん)もなく、—の孝行者」〈浄・鑓の権三〉
またたび‐げいしゃ【股旅芸者】
旅をして稼ぎ歩く芸者。旅芸者。
また‐もの【又者】
将軍・大名などに直属していない家来。又家来。陪臣。「—の某(それがし)、御前の恐れ」〈浄・忠臣蔵〉
まち‐いしゃ【町医者】
1 個人で開業している医者。開業医。 2 江戸時代、御殿医などに対して、市中で開業していた医者。町医師。
まち‐げいしゃ【町芸者】
郭(くるわ)芸者に対して、町中に住む芸者。