まちのいれずみもの【街の入墨者】
長谷川伸原作、山中貞雄監督・脚本による映画の題名。昭和10年(1935)公開。出演、河原崎長十郎、中村翫右衛門ほか。
まどい‐もの【惑ひ者】
1 落ち着き所のない者。浮浪人。「君の御出家候ひなば、御内(みうち)の上下、皆—になりなんず」〈平家・二〉 2 人の道から外れた者。「古今、あまたの—、或いは傾城(けいせい)を刺し殺して」〈仮・...
まれ‐もの【稀者】
その道にかけてたぐいまれな人。「花の巷(ちまた)の—とは、其挙動(とりなし)にも知られたり」〈逍遥・当世書生気質〉
まわし‐もの【回し者】
1 陣中などに忍び込んで、ひそかに内情を探る者。間者(かんじゃ)。スパイ。「敵の—」 2 俗に、あるものの関係者のようにふるまい、ひいきをする人。「メーカーの—であるかのように商品をほめちぎる」
まんせいき‐こうれいしゃ【慢性期高齢者】
病状は安定しているが、治癒することは困難な状態で、継続的な治療・看護・介護などを必要とする高齢者。
まんぷく‐ちょうじゃ【万福長者】
非常に豊かな人。大金持ち。大福長者。
みきかん‐しゃ【未帰還者】
太平洋戦争後、まだ復員していない軍人・軍属や、自己の意思に反して外地に残留している一般邦人などをいう語。未帰還者留守家族等援護法に規定。
みけつ‐こうきんしゃ【未決拘禁者】
刑事裁判の判決がまだ確定せず、拘置所や警察の留置施設に身柄を拘束されている被疑者・被告人。
み‐ごうしゃ【見巧者】
[名・形動]芝居などになれ通じていて、見方のじょうずなこと。また、その人や、そのさま。「—な(の)劇通」
みせいねん‐しゃ【未成年者】
満18歳に達しない者。民法上、制限行為能力者とされ、法律行為は原則として、親権者または後見人が法定代理人として代わって行う。本人が行う場合は、親権者または後見人の同意が必要となる。→成年