耳(みみ)が遠(とお)・い
耳がよく聞こえない。「年取って—・くなる」
みみ‐がね【耳金】
1 金属製の耳飾り。 2 器物などの左右に突き出ている金具。
耳(みみ)が早(はや)・い
物音や世間のうわさなどを聞きつけるのが早い。「新聞記者は—・い」
みみ‐がわらけ【耳土器】
箸(はし)をのせるのに用いる、耳の形に似た焼き物の器。耳皿。〈日葡〉
みみ‐きき【耳利き】
うわさや秘密などを、いち早く聞き出したり探り出したりすること。「たとひ京中の—のためなりとも」〈盛衰記・一〉
みみ‐き・く【耳聞く】
[動カ四]耳が聞こえる。また、聞く能力がすぐれている。「—・かぬ者はえ聞かねども、光を尋ねて参り」〈栄花・御裳着〉
みみ‐くじり【耳抉り】
東北地方で、5月5日に牛尾菜(しおで)や山芋(やまいも)を耳に当て、耳の穴をほるまねをする風習。耳がよく聞こえるようになるという。
みみ‐くそ【耳糞/耳屎】
耳垢(みみあか)。みみかす。
みみ‐ぐけ【耳絎】
くけ縫いの一。布の耳を裏に折り、針目を表に一目、裏に二目出してくけるもの。
みみ‐ぐるし・い【耳苦しい】
[形][文]みみぐる・し[シク]聞くにたえない。聞き苦しい。「お—・い話で恐縮です」