いとまきのせいぼ【糸巻きの聖母】
《原題、(イタリア)Madonna dei Fusi》⇒糸車の聖母
イドラ【Hydra/Ύδρα】
ギリシャ南部、サロニコス湾とアルゴリコス湾の間に浮かぶイドラ島の北部にある港町。同島の玄関口。後期ビザンチン様式の聖母マリア修道院があるほか、18世紀から19世紀にかけて海運で富を得た船主たちが...
いなかしさいのにっき【田舎司祭の日記】
《原題、(フランス)Journal d'un curé de campagne》ベルナノスの小説。1936年刊。信仰を失った人々の魂の救済をめざす青年司祭が、貧しさゆえの病により夭折(ようせつ)...
いながわ‐かい【稲川会】
東京都港区六本木に主たる事務所を置く指定暴力団。昭和24年(1949)ごろ、博徒鶴岡政次郎の配下だった稲川聖城(本名、稲川角二)が静岡県熱海市を本拠として結成した。
イナラハン【Inarajan】
マリアナ諸島、グアム島南東岸の村。スペイン統治時代のボデガ様式で建てられた建物が多く残り、歴史保護区に指定されている。1680年創建の聖ヨセフ教会や、現存する同島最古の木造建造物マニュエルサンニ...
イニシュボーフィン‐とう【イニシュボーフィン島】
《Inishbofin》アイルランド西部、コネマラ地方の村クレガンの沖合約10キロメートルにある島。ゴールウエー州に属す。先史時代の遺跡や聖コルマン修道院跡、クロムウェル軍が建てた兵舎などが残っ...
イバノボ‐がんくつきょうかいぐん【イバノボ岩窟教会群】
《Ivanovski skalni tsarkvi/Ивановски скални църкви》ブルガリア北部の村イバノボにある聖堂や修道院などの岩窟教会群。ルセの南約20キロメートル、ドナ...
イパチェフスキー‐しゅうどういん【イパチェフスキー修道院】
《Ipat'evskiy monastïr'/Ипатьевский монастырь》ロシア連邦西部、コストロマ州の都市コストロマにある修道院。14世紀初頭、ボリス=ゴドノフの祖であるタター...
いび
奄美(あまみ)・沖縄地方で、ウタキ(御岳)とよばれる聖域の中の神が鎮座する場所。自然石や大木を依代(よりしろ)とする。最高の神職である女性以外は立ち入れない。「いべ」ともいい、「威部」と当てて書く。
イビサ【Ibiza】
スペイン東部、西地中海にあるイビサ島の中心都市。かつて漁港として栄えたラ‐マリーナ地区、サ‐ペニャ地区、および旧市街のダルトビラ地区からなる。旧市街は16世紀の城壁に囲まれ、大聖堂や考古学博物館...