オリーブ【(フランス)olive】
1 モクセイ科の常緑高木。高さ7〜18メートル。葉は細長く、表面が暗緑色、裏面が銀色で、対生する。5〜7月ごろ、黄白色の香りのよい花を総状につける。黄緑色の実は熟すると黒紫色になり、油がとれる。...
オリーブ‐やま【オリーブ山】
《Mount of Olives》パレスチナ地方の古都エルサレム東部の山。標高814メートル。西麓(せいろく)に、キリストが最後の祈りをささげたゲッセマネの園がある。聖書ではかつて橄欖山(かんら...
オルガヌム【(ラテン)organum】
9〜13世紀、ヨーロッパで流行した初期の多声音楽。グレゴリオ聖歌などの旋律を主声部とし、いくつかの声部を付け加えた楽曲。
オルサンミケーレ‐きょうかい【オルサンミケーレ教会】
《Chiesa di Orsanmichele》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにある教会。13世紀末に穀物倉庫として建造。一旦は火災で失われたが、14世紀にフィレンツェの同業者組合...
オルシュティン【Olsztyn】
ポーランド北部の都市。マズーリ地方の交通・商工業・文化の中心地。14世紀にドイツ騎士団によって建設。プロシア領、ドイツ領を経て、第二次大戦後にポーランド領となった。ミシュラン社のタイヤ工場が立地...
オルタ‐こ【オルタ湖】
《Lago d'Orta》イタリア北西部、ピエモンテ州にある湖。同国北部の湖水地方にある湖の中で最も小さい。湖には同地方の守護聖人ジュリオを祭る教会があるサンジュリオ島が浮かぶ。主な町はオルタサ...
オルタ‐サン‐ジュリオ【Orta San Giulio】
イタリア北西部、ピエモンテ州にある町。オルタ湖の東側、湖に突き出た半島状の場所に位置する。町の名称は同地方の守護聖人ジュリオに由来する。町の東側にあるサンニコラオという小高い山の上には「オルタの...
オルティジア‐とう【オルティジア島】
《Isola di Ortigia》イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市シラクサの旧市街がある小島。19世紀後半に本島と橋で結ばれた。シラクサ大聖堂・アレトゥーザの泉・紀元前7世紀のア...
オルビエート【Orvieto】
イタリア中部、ウンブリア州の都市。エトルリア人が築いた町に起源する。テベレ川の支流パーリア川沿いの丘上に城壁に囲まれた旧市街があり、オルビエート大聖堂をはじめ中世の歴史的建造物が多く残っている。...
オルビエート‐だいせいどう【オルビエート大聖堂】
《Duomo di Orvieto》イタリア中部、ウンブリア州の都市オルビエートにある大聖堂。13世紀末から14世紀半ばにかけて建造された。着工当初はロマネスク様式だったが、最終的にゴシック様式...