きき‐がき【聞(き)書(き)】
[名](スル) 1 人から聞いて、その内容を書きとめること。また、そのようにして書いたもの。「民話を—する」 2 叙位任官の理由などを書いた文書。「源以仁、頼政法師父子追討の賞とぞ—にはありける...
きき‐ぐるし・い【聞(き)苦しい】
[形][文]ききぐる・し[シク] 1 聞いていて不愉快である。聞くにたえない。「—・い言い訳ばかりをする」 2 聞き取りにくい。聞きづらい。「雑音が入って—・い」
きき‐こう【聞(き)香】
香をかぐこと。香をかいでその種類を当てること。ぶんこう。もんこう。
きき‐こみ【聞(き)込み】
聞いて知ること。特に、刑事などが犯罪捜査のためにあちこち聞いてまわり、情報を得ること。「—捜査」
きき‐こ・む【聞(き)込む】
[動マ五(四)] 1 聞いて知る。情報などを聞き出す。「どこで—・んだか油断がならない」 2 繰り返し十分に聞く。「講釈ときちゃあ年のゆかねえ時分から—・んで」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
きき‐ごうしゃ【聞(き)巧者】
「聞き上手(じょうず)」に同じ。
きき‐ごうろ【聞(き)香炉】
手にとって香をかぐための、小型で煙返しをつけない一重口の香炉。
きき‐ごたえ【聞き応え】
聞くだけの価値があること。「—のある演奏」
きき‐ごと【聞き事】
聞くだけの価値があること。「一列に並び、互ひの悪をいひあひけるこそ—なれ」〈浮・禁短気・三〉
きき‐さ・す【聞き止す】
[動サ四]聞くのを中途でやめる。「異なる事なければ—・し給ひつ」〈源・帚木〉