まい・す【参す】
[動サ下二]《「まいらす」の音変化》 1 「与える」「やる」の意の謙譲語。さしあげる。進上する。「君に—・せう、京絵描いたる扇を」〈田植草紙〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に付いて、その動作をし...
枕(まくら)を攲(そばだ)・てる
枕から頭を上げ、耳を澄まして聞く。「隣室のひそひそ話に—・てる」
まけ【任】
《動詞「ま(任)く」の連用形から》任命すること。任命して差し遣わすこと。「もののふの臣(おみ)の壮士(をとこ)は大君の—のまにまに聞くといふものそ」〈万・三六九〉
まし【猿】
サルの古名。ましら。「よもすがら嘆きあかせばあか月に—の一声聞くぞ悲しき」〈右京大夫集〉
また‐ぎき【又聞き】
[名](スル)伝え聞くこと。間接的に聞くこと。「うわさを—する」
まちかね‐やま【待兼山】
大阪府豊中市北部にある山。千里丘陵の西端に位置し、池田市・箕面(みのお)市にもかかる。[歌枕]「来ぬ人を—の呼子鳥同じ心にあはれとぞ聞く」〈詞花・春〉 [補説]現在は大阪大学豊中キャンパスがある。
マルタとマリアのいえのキリスト【マルタとマリアの家のキリスト】
《原題、(オランダ)Christus in het huis van Martha en Maria》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦159センチ、横142センチ。熱心に話を聞く妹マリアと...
み‐がま・える【身構える】
[動ア下一][文]みがま・ふ[ハ下二]敵や迫りくるものに対し、いつでも対応できる姿勢をとる。また、用心しながら相手になる。「竹刀を持って—・える」「—・えて話を聞く」
みち‐すがら【道すがら/途次】
[副]道を行きながら。道の途中で。みちみち。「帰る—話を聞く」
みみ【耳】
1 頭部の左右にあり、聴覚および平衡感覚をつかさどる器官。哺乳類では耳介(じかい)(耳殻(じかく))が張り出し、鳥類とともに外耳・中耳・内耳の3部分からなる。爬虫(はちゅう)類・両生類では中耳・...