みみ‐ぶくろ【耳袋】
防寒のために耳にかぶせる袋。耳当て。耳掛け。《季 冬》「聞くまじきことを聞かじと—/風生」
みみ‐より【耳寄り】
[名・形動]聞く値打ちのあること。聞いて好ましい内容であること。また、そのさま。「—な(の)話」
耳(みみ)を貸(か)・す
人のいうことを聞く。また、相談にのってやる。「忠告に—・そうとしない」
耳(みみ)を傾(かたむ)・ける
注意して聞く。熱心に聞く。「老師の講話に—・ける」
耳(みみ)を澄(す)ま・す
聞こうとして注意を集中する。耳をそばだてる。「—・して鳥の声を聞く」
み‐わく【魅惑】
[名](スル)人の心をひきつけ、理性を失わせること。「聞く人を—する甘美な旋律」「—的な笑顔」
むくむく・し
[形シク]非常に恐ろしい。たいそう気味が悪い。「聞くに、いと—・しくをかし」〈更級〉
胸(むね)に釘(くぎ)を打(う)・つ
急所をつかれて心を痛める。「小路隠れの家出のと聞く度ごとに、この伯母が胸には釘を打つ如く」〈浄・卯月の紅葉〉
ムード‐ミュージック【mood music】
柔らかな音調で、聞く人を快くくつろいだ気分にさせる音楽。ムード音楽。
めい‐こう【名香】
かおりがよく、名高い香。「—を聞く」