目口(めくち)はだか・る
あきれ、驚いて、目と口が大きく開く。「これを聞くにあさましく、—・りておぼゆ」〈宇治拾遺・一二〉
モニター‐エンジニア【monitor engineer】
コンサート会場やライブハウスなどで、ステージ上の演奏者がモニタースピーカーやイヤモニターを通じて聞く音量・音質を調整する音響技術者。→PAエンジニア
もの‐ぎき【物聞き】
ようすをさぐり聞くこと。また、その人。「—に、宵より寒がりわななきをりけるげす男」〈枕・二五〉
もの‐とい【物問ひ】
1 物事をたずね聞くこと。安否をたずねること。「—などすれば三人ばかり、やまひごと、くぜちなどいひたり」〈かげろふ・下〉 2 占い。卜占(ぼくせん)。「—、何やかやと」〈狭衣・二〉
もり‐き・く【漏り聞く】
[動カ四]「漏れ聞く」に同じ。「人の—・かむに」〈源・夕顔〉
もれ‐き・く【漏れ聞く/洩れ聞く】
[動カ五(四)]ひそかに聞く。うわさや人づてに聞く。「悪いうわさを—・く」「—・いたところでは」
もんぼう‐ちぐ【聞法値遇】
仏語。仏法を聞く機会にめぐりあうこと。
や【屋/家】
[名] 1 住むための建物。家屋。いえ。「我が—」「一軒—」 2 屋根。「声高になのたまひそ。—の上にをる人どもの聞くに、いとまさなし」〈竹取〉
[接尾]名詞に付く。 1 それを売買する人や...
やじり‐きり【家尻切り】
家・土蔵の後壁を切って侵入し盗みを働くこと。また、その盗賊。「盗賊(おおどろぼう)が—のすてきな材料にもなりしと聞く」〈逍遥・当世書生気質〉
やぼ【野暮】
[名・形動]《語源未詳。「野暮」は当て字》 1 人情の機微に通じないこと。わからず屋で融通のきかないこと。また、その人やさま。無粋(ぶすい)。「—を言わずに金を貸してやれ」「聞くだけ—だ」⇔粋(...