た‐もん【多門/多聞】
1 城の石垣の上に築いた長屋造りの建物。兵器庫と防壁を兼ねる。松永久秀が大和国佐保山に築いた多聞城の形式からの名という。多聞櫓(やぐら)。 2 本宅の周囲に建てた長屋。 3 江戸城中の御殿女中が...
ちほう‐しんぶん【地方新聞】
「地方紙」に同じ。
ちゅうごく‐しんぶん【中国新聞】
中国新聞社が発行する日刊ブロック紙。明治25年(1892)に広島で創刊。主に広島県内で読まれるが、岡山・島根・山口などでも購読されている。朝刊発行部数は約50万部(2023年下期平均)。 [補説...
ちゅうにち‐しんぶん【中日新聞】
中日新聞社が発行する日刊ブロック紙。同社の本社は名古屋市にある。愛知の新聞2紙が昭和17年(1942)に統合し「中部日本新聞」として発刊。昭和40年(1965)に現紙名に改題。愛知・岐阜・三重・...
ちょう‐もん【聴聞】
[名](スル) 1 説教や演説などを耳を傾けて聞くこと。「長上の訓諭を—する時など」〈寅彦・笑い〉 2 (「聴問」とも書く)行政機関が、規則の制定や争訟の裁決などをするにあたって、利害関係者およ...
ちょうや‐しんぶん【朝野新聞】
明治前期の政論新聞。明治7年(1874)発刊。成島柳北・末広鉄腸らが健筆をふるった。同26年廃刊。
ちょ‐ぶん【著聞】
[名](スル)世間によく知られていること。「当時天下にその名が—していた浄蔵法師」〈谷崎・少将滋幹の母〉
ちん‐ぶん【珍聞】
珍しい内容のうわさ話。奇聞。
てん‐ぶん【天聞】
天子が聞くこと。天聴。叡聞(えいぶん)。
でん‐ぶん【伝聞】
[名](スル) 1 人から伝え聞くこと。また、その内容。「—するところでは」 2 文法で、人から伝え聞いたことを述べる言い方。動詞に、口語では助動詞「そうだ」、文語では助動詞「なり」を付けて言い表す。