き・く【聞く/聴く】
[動カ五(四)] 1 音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。「物音を—・く」「見るもの—・くものすべてが珍しい」「鳥の声も—・かれない」 2 (聴く)注意して耳にとめる。耳を傾ける。「名曲を—・く」...
ちょう【聴〔聽〕】
[常用漢字] [音]チョウ(チャウ)(呉) [訓]きく ゆるす 1 耳をすまして聞く。聞き取る。「聴覚・聴講・聴取・聴衆/謹聴・傾聴・視聴・静聴・盗聴・難聴・傍聴・来聴・公聴会」 2 聞き入れる...
ちょう‐あ【聴唖】
聴覚や精神機能の異常はないが、ほとんど話すことのできない状態。
ちょう‐おん【聴音】
1 耳または機械で、音を聞きとること。「—能力」 2 音楽教育において、耳で聞いた旋律や和音を、楽譜に書き記すこと。→ソルフェージュ
ちょうおん‐き【聴音機】
あるものの発する音を感受し、その方向や距離などを探知する機械。空中聴音機・水中聴音機などがある。
ちょう‐かい【聴解】
[名](スル)文章を耳で聞いて、その内容を理解すること。ヒアリング。「—力」
ちょう‐かく【聴覚】
音を感じる感覚。空気中の音波の刺激を受けて生じ、発音する脊椎動物と昆虫にのみ発達。哺乳類では外耳から入った音が鼓膜や耳小骨などを経て感覚神経に伝えられる。
ちょうかく‐きかん【聴覚器官】
音波の刺激を感受する器官。脊椎動物の耳、昆虫の鼓膜器など。聴覚器。
ちょうかく‐こうわほう【聴覚口話法】
聴覚障害児に、健常者の口の形と補聴器や人工内耳から聞こえる音をたよりに発音を覚えさせ、音声による会話ができるように指導する方法。→口話法 →手話
ちょうかく‐しつにん【聴覚失認】
音は聞こえるが、それが何の音なのかわからない状態。側頭葉の障害によって起こる。