いた‐ずり【板摺り】
1 棚板や床板の端をのせるために、框(かまち)・足固めなどの一部につけたくぼみ。板掛け。板持ち。 2 キュウリ・フキなどを、色を出すために、まな板の上に置いて塩を振り、手で転がすこと。 3 魚肉...
いたち【鼬/鼬鼠】
食肉目イタチ科の哺乳類。体長は雄が約30〜45センチ、雌が約20センチ。体毛は赤茶色で、体は細長く、脚が短く、尾は太く長い。主に夜行性で、ネズミ・鶏などを捕食。敵に追いつめられると悪臭を放って逃...
いたみ【痛み/傷み】
1 病気や傷などによる肉体的な苦しみ。「腰に—が走る」「傷の—」 2 精神的な苦しみ。悩み。悲しみ。「胸の—をいやす」 3 (傷み)器物などの損傷。破損。「家の—がひどい」 4 (傷み)食物、特...
いたみ‐い・る【痛み入る/傷み入る】
[動ラ五(四)]相手の手厚い配慮・好意などに対して、深く感じいる。恐縮する。やや皮肉をこめていうときにも用いる。「御親切—・ります」「此挨拶には—・って返事が出来なかった」〈漱石・坊っちゃん〉
いため‐つ・ける【痛め付ける】
[動カ下一][文]いためつ・く[カ下二] 1 肉体的または精神的に、ひどい苦痛を与える。痛い目にあわせる。「容赦なく—・ける」 2 《「撓め付ける」の意からか》髪や服装を堅苦しく整える。「柱を後...
いた・める【炒める/煠める】
[動マ下一][文]いた・む[マ下二]野菜や肉などを、少量の油でいりつけて料理する。「野菜をバターで—・める」
いた‐やき【板焼(き)】
1 たれにつけた鳥や魚の肉を杉板にのせて焼いた料理。へぎ焼き。 2 魚のすり身を板につけて焼いたもの。焼きかまぼこ。
いち‐い【一位】
イチイ科の常緑高木。深山に生え、樹皮は赤褐色で浅い裂け目がある。葉は針状で、ややねじれた羽状につく。雌雄異株。実は種子を肉質の仮種皮が覆い、秋に熟して、甘い。材は緻密で光沢があり、建築・家具・細...
いち‐かんかく【位置感覚】
深部感覚の一。身体の各部の相対的位置を、視覚によらず、関節・筋肉などの感覚を総合して認知する感覚。位置覚。
いちじくじょう‐か【無花果状果】
肉質の壼状の花序の内側に小さな果実が多数つくもの。イチジク・イヌビワなど。無花果果(いちじくか)。無花果(むかか)。