すな‐ぎも【砂肝】
鳥の砂嚢(さのう)のこと。
ち‐ぎも【血肝】
鶏の肝臓。
ど‐ぎも【度肝/度胆】
「きも」を強めていう語。きもったま。
はい‐かん【肺肝】
1 肺臓と肝臓。 2 心の奥底。「その教訓(おしえ)を—に印しとめて」〈露伴・いさなとり〉
むらぎも
中野重治の長編小説。昭和29年(1954)1月から7月にかけて「群像」誌で連載ののち、単行本刊行。著者の分身的存在である片口安吉が主人公。「歌のわかれ」に続く自伝的作品。
むら‐ぎも【群肝/村肝】
《「むらきも」とも》体内の臓腑(ぞうふ)。五臓六腑(ごぞうろっぷ)。 [補説]書名別項。→むらぎも
めい‐かん【銘肝】
[名](スル)心に刻みつけて忘れないこと。銘記。「—し、教訓とする」