もも‐あげ【股上げ】
両足の太ももを、腰の高さまで交互に上げ下げする運動。短距離走のトレーニングや高齢者の筋力低下防止などに利用される。
もも‐だち【股立】
袴(はかま)の腰部の左右側面のあきを縫い止めた所。
股立(ももだち)を取(と)・る
活動しやすくするために、股立をつまみ上げて帯または腰のひもに挟み込む。
もも‐なが【股長】
[形動ナリ]足を伸ばすさま。「—に寝(い)は寝(な)さむを」〈記・上・歌謡〉
もも‐にく【股肉/腿肉】
鶏や牛・豚のもも部分の肉。鶏は筋肉質で脂肪分も多く、うまみがある。牛・豚では脂肪分の少ない赤身の肉。
もも‐はばき【股脛巾】
股(もも)までかかる、はばき。股引(ももひき)。
もも‐ひき【股引】
1 脚にぴったりする、保温・防寒用のズボン下。《季 冬》 2 脚に合わせて仕立て、腰と足首とをひもで締める形にした木綿地の仕事着。江戸末期から、半纏(はんてん)・腹掛けとともに職人の常用着。絹地...
もも‐よせ【股寄せ】
太刀の鞘(さや)の峰のほうを覆っている覆輪(ふくりん)。雨覆(あまおお)い。
股(もも)を割(さ)いて腹(はら)に充(み)たす
自分の股の肉を割いて食い満腹する。自分を支えているものを犠牲にして欲望を満たそうとし、破滅することのたとえ。