はい‐し【背子】
1 奈良時代、女子が礼装の際に着用した袖のない短い上衣。のちには、短い袖をつけた。唐衣(からぎぬ)の前身。 2 唐衣の異称。
はい‐しゃ【背斜】
褶曲(しゅうきょく)した地層の、高まって山になった部分。⇔向斜。
はいしゃ‐こく【背斜谷】
地層の背斜の部分が浸食され、周囲より低くなって形成された谷。
はいしょう‐くつ【背掌屈】
「掌背屈」に同じ。
はい‐しん【背信】
信頼や約束を裏切ること。信義にそむくこと。
はい‐しん【背進】
[名](スル)後ろの方へ進むこと。退くこと。後退。「次の汽車にて茅崎まで—仕候」〈魯庵・社会百面相〉
はいしん‐こうい【背信行為】
1 信義にそむくような行為。 2 戦争において、真実を告げる義務のある場合に、味方の利益のため、休戦旗・赤十字旗などを不当に使用するなどして敵の行動を誤らせる行為。戦時国際法では違法とされる。
はいしんのひび【背信の日々】
《The Counterlife》米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1986年刊行。作家と歯科医のユダヤ人兄弟の物語。1987年、第12回全米批評家協会賞(小説部門賞)受賞。
はいじつ‐せい【背日性】
日光の刺激で起こる負の屈光性。日光とは反対方向に、植物の器官の屈曲あるいは運動が起こる性質。背光性。⇔向日性。
はい‐すい【背水】
1 水を背に位置すること。 2 ⇒バックウオーター