にじゅうしのひとみ【二十四の瞳】
壺井栄の小説。昭和27年(1952)発表。第二次大戦前後の世相を背景に、瀬戸内海の島に赴任した若い女性教師と12人の生徒たちの交情を描く。
木下恵介監督・脚色による映画の題名。昭和29年(1...
にじゅうやほし‐てんとう【二十八星瓢虫】
テントウムシ科の昆虫。体長6〜7ミリ。背面は橙色で28個の黒紋がある。幼虫・成虫ともナス・ジャガイモ・トマトなどの葉を食害。これによく似て大形のオオニジュウヤホシテントウも同様の害虫。てんとうむ...
にど‐ぬい【二度縫い】
和裁の縫い方の一。本縫いをし、さらに縫い代側をもう一度縫うこと。単(ひとえ)の背縫いや、脇縫いなどに用いる。
にほう‐こうじん【二宝荒神/二方荒神】
馬の背の両側に枠をつけて、そこに一人ずつ乗ること。「所謂からしり、乗りかけ、二宝荒神、三宝荒神なるまで」〈孔雀楼筆記・四〉
にゅうない‐すずめ【入内雀】
スズメ科の鳥。全長14センチくらい。スズメに似るが、背面の赤みが強く、ほおに黒い部分がない。ユーラシア東部に分布。夏は山林に生息し、冬は稲田に集まる。《季 秋》
にゅうもん‐きょう【乳文鏡】
4、5世紀の日本製の青銅鏡。直径10センチ未満。背面に乳頭状の突起を配した文様がある。
ニュー‐エコノミー【new economy】
1 ITやバイオテクノロジーなどの技術革新を背景に生まれた産業の総称。新産業構造。→オールドエコノミー 2 需要と供給が一致した経済構造のこと。経済は過熱も後退もせず、インフレも失業もなく、景気...
ニュー‐クリティシズム【New Criticism】
1930年代、米国で確立した文芸批評の方法。作家の伝記や時代背景についての知識を重視せず、作品を自律的なものとして、その構造・意味・象徴性などを解明するもの。新批評。
にょかんたち【女官たち】
《原題、(スペイン)Las Meninas》ベラスケスの絵画。カンバスに油彩。王女マルガリータを女官たちが囲み、背後にカンバスに向かうベラスケス自身と鏡に映った国王フェリペ4世夫妻が描かれる。集...
にょん‐にょ
[副]にょきにょき。にゅうっと。「お背(せい)が—と伸びまする」〈浄・鎌倉三代記〉