もんがら‐かわはぎ【紋殻皮剝】
フグ目モンガラカワハギ科の海水魚。全長約35センチ。体は卵形で側扁し、口のまわりが橙色、背は黒褐色で黄色の網状斑があり、腹部には大きな淡青色の円斑が並ぶ。南日本から熱帯地方の岩礁に生息。観賞用。
もんごう‐いか【紋甲烏賊】
1 カミナリイカの市場名。特有の斑紋がある。 2 コウイカ科のヨーロッパコウイカ・トラフコウイカの市場名。前者はヨーロッパ・アフリカ沿岸に、後者は東南アジアからインド洋にかけて産し、背面に虎斑(...
もん‐じょ【文書】
1 書きつけ。書類。ぶんしょ。「古—」「紙背—」 2 古文書学で、ある人から他の人にあてて発給され、何らかの効果を期待された書きもの。他の人を意識しないものは記録という。
モンデッロ【Mondello】
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市パレルモの北西部の一地区。ペッレグリーノ山とガッロ山を背にして白い砂浜が広がり、19世紀末から20世紀初頭にかけて海岸保養地として開発された。富裕層...
やがい‐げき【野外劇】
野外で、自然を舞台、または背景として行う演劇。ページェント。
や‐き【八寸】
馬の、背たけが4尺8寸あるもの。大きくたくましい馬をいう。馬のたけは4尺を標準とし、それ以上は寸だけで数えた。「—の馬とぞきこえし」〈平家・九〉
やぎ【柳】
やなぎ。多く他の語と複合して用いられる。「青—」「川—」「恋しけば来ませわが背子垣内(かきつ)—末(うれ)摘み枯らし我立ち待たむ」〈万・三四五五〉
やくい‐もん【薬医門】
2本の本柱の背後だけに控え柱を立て、切妻屋根をかけた門。
や‐く‐ざ
[名・形動]《三枚ガルタの賭博(とばく)で、八(や)九(く)三(さ)の3枚の組み合わせで最悪の手となるところから》 1 役に立たないこと。価値のないこと。また、そのものや、そのさま。「—に暮らす...
やくし‐そう【薬師草】
キク科の越年草。山地の日当たりのよい所に生え、高さ約60センチ。茎は堅く、切ると白い乳液が出る。葉は長楕円形で、形が薬師如来の光背を思わせ、基部は茎を抱く。夏から秋、黄色い頭状花を多数開く。